濃紺の面の上に、角の丸い砂色の箱が2つ並んでいます。左の箱はふたが斜めに少し持ち上がり、すき間からティール色の光がこぼれています。右の箱はふたが閉じたままです。

Macで非表示の写真を見る方法|非表示アルバムがない・見れないときの対処

MacBookの写真アプリで写真を非表示にしたあと、どこに行ったのか分からなくなる人は少なくありません。非表示にした写真は「非表示」アルバムに移りますが、そのアルバム自体もサイドバーから隠れていることがあり、macOS Ventura以降ではロックもかかっています。このガイドでは、Macで非表示の写真を表示する手順、非表示フォルダがない、見れないときの原因、そしてiPhoneで隠した写真がMacに出てこない理由を順に説明します。

Macで非表示の写真を見るには、写真アプリのサイドバーで「ライブラリ」をクリックし、メニューバーの「表示」から「非表示アルバムを表示」を選びます。次にサイドバーの「ユーティリティ」の下にある「非表示」を開き、「アルバムを表示」をクリックしてTouch IDかMacのログインパスワードでロックを解除します。非表示フォルダが見当たらない場合は、ユーティリティが折りたたまれているか、このメニューがオフになっています。iPhoneで隠した写真が出てこない場合は、Macの写真アプリでiCloud写真がオンになっているか、同じApple Accountでサインインしているかを確認してください。

Macで非表示の写真を表示する手順

Macの写真アプリでは、写真を非表示にすると、ライブラリ、アルバム、メモリーなどの通常の表示から消え、「非表示」アルバムにだけ残ります。写真そのものは削除されていません。見るには、まずサイドバーの「ライブラリ」をクリックし、メニューバーの「表示」から「非表示アルバムを表示」を選びます。これでサイドバーの「ユーティリティ」の下に「非表示」が現れます。ユーティリティの項目が閉じている場合は、ユーティリティの見出しにポインタを合わせ、右側に出る矢印をクリックすると中身が開きます。

「非表示」をクリックすると、macOS Ventura以降ではまず鍵のかかった画面が出ます。「アルバムを表示」をクリックし、Touch IDに指を置くか、Macのログインパスワードを入力すると写真が並びます。写真を元の場所に戻したいときは、戻したい写真を選んでControlキーを押しながらクリックし、「[枚数]枚の写真の非表示を解除」を選びます。非表示を解除した写真は、撮影日の位置でライブラリに戻ります。写真を隠す側の手順や、それぞれの方法の安全性についてはMacで写真を非表示にする方法で比べています。

非表示フォルダがない、見れないときの原因

「非表示フォルダがない」というときに一番多い原因は、「表示」メニューの「非表示アルバムを表示」がオフになっていることです。この切り替えはアルバムの中身ではなく、サイドバーの見出しだけを隠します。次に多いのが、サイドバーのユーティリティが折りたたまれているケースです。どちらも写真は無事なので、上の手順でメニューとユーティリティを確認してください。それでも「非表示」が出ない場合は、写真アプリで別のライブラリを開いていないかを確かめます。Optionキーを押しながら写真アプリを起動すると、使うライブラリを選び直せます。

iPhoneで非表示にした写真がMacで見れない場合は、iCloud写真の同期を疑います。iCloud写真を使っていれば、iPhoneで隠した写真はMacでも非表示アルバムに入ります。逆に、Macの写真アプリで「写真」メニューの「設定」から「iCloud」タブを開き、「iCloud写真」がオフになっていれば、iPhoneの写真は最初からMacに届いていません。iPhoneとMacで別のApple Accountを使っている場合も同じです。どの写真がiCloudに送られるかは非表示の写真はiCloudに保存されるのかで詳しく説明しています。オンにした直後は同期に時間がかかるので、Macを電源とネットワークにつないだまましばらく待ちます。

ロックの設定と、非表示アルバムで守れないもの

非表示アルバムのロックは、写真アプリの「写真」メニューから「設定」を開き、「一般」タブにあるTouch IDまたはパスワードの項目で切り替えます。この項目をオフにすると、写真アプリを開いた人は誰でも、ロック解除なしで非表示アルバムを開けます。ロックに使われるのは専用のパスワードではなく、Macのログインパスワードです。そのため、家族とMacのユーザアカウントを共用している場合や、ログインパスワードを知っている人がいる場合、このロックはその人には効きません。

もう一つ覚えておきたいのは、非表示は写真アプリの中での表示を切り替えるだけだという点です。写真ファイルは写真ライブラリの中に他の写真と同じ形で入っていて、Finderでライブラリのパッケージの内容を開けば元のファイルが見えます。iCloud写真を使っていれば、同じApple AccountでサインインしているiPhone、iPad、iCloud.comにも非表示アルバムが届きます。誰がどこから見られるのかはiCloudの非表示写真は誰かに見られるのかにまとめています。MacとiPhoneで写真を分けたい場合は、写真の同期を止める方法も参考になります。

Macから見えない場所に写真を移すなら

非表示アルバムは、写真をライブラリの一覧から外すための整理機能です。MacやiCloud写真から見えない場所に写真を移したい場合は、写真アプリの外に置く必要があります。VaultaireはそのためのiPhoneアプリです。Mac版はありません。Vaultaireに取り込んだ写真や動画はアプリの中で暗号化して保存され、写真アプリのライブラリには入らないため、Macの写真アプリの一覧にも非表示アルバムにも出てきません。取り込んだあとは、写真アプリに残った元の写真を自分で削除し、「最近削除した項目」からも消してください。iCloud写真を使っていれば、その削除はMacにも反映されます。

Vaultaireは5x5のグリッドにパターンを描いて開きます。Face ID、Touch ID、パスコードでは開かないので、Macのログインパスワードを知っているだけでは開けません。暗号化したiCloudバックアップは最初からオンで、Appleが保存するのは暗号化されたデータです。Appleは鍵を持っていません。無料版では3つの保管庫に合計100枚の写真と10本の動画まで保存できます。

関連ガイド

出典

よくある質問

Macの写真アプリで非表示アルバムが見つからないのはなぜですか?

「表示」メニューの「非表示アルバムを表示」がオフになっているか、サイドバーのユーティリティが折りたたまれています。サイドバーで「ライブラリ」を選んでからメニューをオンにすると、ユーティリティの下に「非表示」が現れます。

iPhoneで非表示にした写真はMacにも表示されますか?

iPhoneとMacで同じApple Accountを使い、両方でiCloud写真がオンなら、Macでも非表示アルバムに入ります。どちらかでiCloud写真がオフなら、その写真はMacに届きません。

Macの非表示アルバムのロックを解除するパスワードは何ですか?

Macのログインパスワードです。Touch ID付きのMacなら指紋でも開けます。非表示アルバム専用のパスワードはありません。

Macで非表示にした写真を元に戻すにはどうしますか?

非表示アルバムを開き、戻したい写真をControlキーを押しながらクリックして「[枚数]枚の写真の非表示を解除」を選びます。iCloud写真を使っていれば、iPhoneでも同じ写真が非表示から戻ります。